だったらあなたが作っちゃえ! DRiUM
DRiUM MAGAZINE

カーテンの経年劣化とは?来客前にチェックしよう!

    カーテンの経年劣化とは?来客前にチェックしよう!

    自宅にお客様を招くとき、いつもより念入りにお掃除しようって思いますよね。
    そのときにカーテンの状態ってチェックしていますか?

    カーテンって部屋の中で大きな面積を占めるインテリアです。
    毎日見ていると気づきにくいですが、年数がたつと生地が劣化したり、日に焼けて色があせてきたりするもの。

    そこで、DR!UM(ドリウム)を運営している『株式会社カズマ』の直営店で働くカーテンアドバイザー・川畑隆文さんを訪問。
    カーテンの経年劣化とその対策法について聞きました!

    お話しをうかがった方

    カーテンのKAZUMA 川畑隆文さん

    カーテンアドバイザー/カーテン工事施工二級技能士
    窓の方角で変わる日差しの強さなど、部屋ごとの環境に合わせたアドバイスで、インテリア性と機能性を満たす心地いい窓装飾のかたちを提案してくれます。

    カーテンの寿命ってどのくらい?

    「当社のポリエステル製のカーテンは厚地で8~10年、レースだと窓の結露や日光の当たり方によりますが5~10年くらいは持つように作られています。ですが、生地の寿命と機能性の寿命はちょっと違うんですよ」と川畑さん。

    カーテンには遮光やUVカット、遮熱など、さまざまな機能が付いていますが、紫外線や汚れ、洗濯などによって徐々に機能性が落ちていくそう。

    「ライフスタイルの変化に合わせて5年くらいを目途に買い替えるのがいいでしょうね。西日が強く当たる窓のカーテンならもっと早くてもいいですし、反対に北側の窓なら7~8年はいけると思います」。

    経年劣化を見極めるポイント

    カーテンって何年使ってもそう見た目は変わらないように思えるんですが……?

    「白や薄い色のカーテンは日光で劣化して色が黄ばんでいきますし、生地も繊維が硬くなって破れやすくなるんです。特にレースは繊維に伸縮性がなくなって切れやすくなりますね」と川畑さん。

    硬さやざらつきなど生地の手触りが変わったときや、軽く生地を引っ張ってみて繊維がきしんだり切れたりするときは、早めの交換がおすすめ。
    プリント柄などの染料も日光で退色するため、色あせやくすみが分かる場合は交換を考えたほうがよさそうです。
    同じようにレースカーテンも黄ばみや繊維の弱りが感じられたら、そろそろ買い替えの時期ですね。

    遮光なのにまぶしく感じる、遮熱なのに部屋の気温が高いなど、以前と比べて「あれっ?」と感じる瞬間があるのは、カーテンに加工された機能性の寿命かも。
    その場合もカーテンを新しくしたほうがいいかもしれませんね。

    カーテンを長持ちさせるには?

    レースカーテンは日中でも閉じたままの場合が多く、常に日光にさらされる過酷な環境下にあります。
    「レースカーテンを選ぶ際は遮熱や遮光タイプ、UVカット率の高いものを選ぶと、カーテンの経年劣化が緩やかになりますし、厚地カーテンの持ちもよくなりますよ」と川畑さん。
    紫外線や暑さ、まぶしさ対策にもなり、部屋の環境がよくなるんだそう。

    もし2カ所以上の窓に同じサイズのカーテンをかけているなら、西側のカーテンを定期的にローテーションするのもいいですね。

    「私は春夏用と秋冬用のカーテンを選んで、シーズンごとにかけ替えることも提案しています。カーテンのローテーションと模様替えが一度にできておすすめなんですよ」。
    なるほど!季節ごとのお手入れのついでにかけ替えるのは、いいアイデアですね!

    まとめ

    来客をお迎えするのは楽しみな反面、掃除や片付けに気をつかうもの。
    でも、そういうタイミングでないとカーテンの劣化なんて、なかなかチェックしませんよね。^

    ご自宅のカーテンを5年くらい使っている人は、一度カーテンの点検をしてみませんか?
    真新しいカーテンで来客をおもてなしするのも素敵だと思います!

    生地からつくるオーダーカーテン