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カーテンレールの取り付け方3つのポイント

    カーテンレールの取り付け方3つのポイント

    部屋の模様替えやリフォームでカーテンを新しくするとき、カーテンレールも一緒に取り換える場合もあると思います。

    カーテンの交換はフックの取り外しだけでいいので素人にもできますが、カーテンレールの取り換えってDIYでもできるんでしょうか?

    そこで、DR!UM(ドリウム)を運営している『株式会社カズマ』の直営店で働くカーテンアドバイザー・谷哲也さんを訪問。DIYでカーテンレールを取り付けるときのポイントを聞きました!

    カーテンのKAZUMA谷哲也さん

    カーテンアドバイザー/窓装飾プランナー/インテリアコーディネーター/カラーコーディネーター
    日々、お客様のお宅を訪問して、カーテンレールの取り付けを行っています。採寸からカーテンの提案までトータルなサポートもおまかせできます。

    取付位置は必ず下地のある場所に

    カーテンレールって専門の業者さんに取り付けてもらうイメージがありますが、DIYでカーテンレールを取り付けるとしたら、どんなところに気をつけるといいんでしょうか?

    「下地のない位置に取り付けたら、ブラケット(カーテンレールを固定する道具)ごと外れて落ちたというケースがありますね。カーテンレールは下地がある場所に取り付けるのが基本中の基本なんです」。

    下地のあるところが安定して取り付けができるのは分かりましたが、下地の位置ってどうやって確かめるんですか?

    「窓枠の近くはだいたい下地があるので、私たちは窓枠の上5cmを基本に取り付けています。DIY派の方は『下地チェッカー』という道具で調べるといいですよ。ホームセンターで手軽に買えるのでおススメです」と谷さん。
    カーテンレールを取り換える場合は、以前についていた場所かその近くを選ぶといいそうです。

    レールの幅は窓よりやや長めに

    カーテンレールの横幅はどのくらいにするとバランスよく見えるんでしょうか?

    「窓の枠の外のラインから少し広めがいいので、写真のような一般的な機能レールなら、一番外側の固定ランナーから7~10cmくらい外を目安にしてください」と谷さん。
    ランナーとはカーテンフックを引っかけるリングのこと。左右の両端のランナーは動かないように固定されているため「固定ランナー」と呼んで区別されるんだそうです。

    装飾レールだと両端に飾りがついているものが多いので、デザインによって長さを調節する必要があるそう。「装飾レールは商品によってバランスを見極める必要がありますが、装飾部分の先端を窓枠から15cmほど外に出すのが一般的です。そのときに両端の固定ランナーが窓枠の外側に来ていることがポイントですね」。

    カーテンレールの種類によってバランスのいい長さが違うんですね。窓枠とのバランスも大事ですが、カーテンレールがエアコンやクローゼットのドアなどにぶつからないかを事前にチェックしておくことも、失敗を防ぐ対策になるそうです。

    作業は2人1組で行うのが安全

    「カーテンレールは1人でも取り付けできないことはありませんが、DIYの場合は2人1組でやったほうがいいと思います」と谷さん。

    掃き出し窓などの大きな窓になるとカーテンレールも重くなるので、万が一落とした場合に壊れたり、ケガをしたりする危険性があります。
    パートナーがいれば窓枠に対して並行に設置できているか、窓枠の外に出ている長さが左右均等になっているかを確認しながら取り付けができるので安心ですね。

    まとめ

    カーテンレールは「下地のある位置を確認する」、「横幅は窓枠より7~10cm広めに取る」、「取り付けは2人1組でする」という3つのポイントを押さえれば、DIY初心者でも取り付けができます。

    古くなって開け閉めがしづらいカーテンレールや、カーテンと雰囲気が合わない場合は、思い切って新しいものに取り換えてみてはいかがですか?窓まわりが変わると部屋の雰囲気もリフレッシュしますよ!

    生地からつくるオーダーカーテン