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リネンカーテンの特徴│メリット・デメリットとおすすめカーテン2選

    リネンカーテンの特徴│メリット・デメリットとおすすめカーテン2選

    「リネンカーテンのメリット・デメリットはどういう所?」

    「おすすめのリネンカーテンってどういうものがある?」

    こんな疑問を持つあなたに向けた記事を用意しました。

    ナチュラルなお部屋の雰囲気作りにぴったりなリネンカーテンは、インテリアにこだわりがある人たちによく選ばれています。

    そこで本記事では、リネンカーテンのメリット・デメリットを具体的に紹介しつつ、おすすめのリネンカーテンをいくつか紹介していきます。

    リネンカーテンとは?リネンカーテンの特徴

    リネン素材のカーテンとは、フラックス(亜麻の繊維)から作られる天然の植物繊維を使用した生地をカーテンにしたものです。

    リネンカーテンは自然由来の素材が使われているため、素材そのものが呼吸をするような自然な通気性や保湿性があります。

    海外では100年以上使われ続けているケースもあり、使い込むほど風合いが増してくるため愛着が深まってくるカーテンです。

    参考:日本麻紡績協会 https://asabo.jp/knowledge/linen/

    リネンカーテンのメリット

    リネンカーテンを使うことでのメリットは下記3つが代表的なものとして挙げられます。

    • やさしい風合い
    • 丈夫で長持ち
    • 日本の気候に適している

    1つずつ解説していきます。

    やさしい風合い

    リネンの大きな魅力のひとつが、なんといってもそのやさしい風合いです。新品はシャリッと・パリッとした触り心地ですが、使うほどにやわらかく、ふんわりとした質感になってきます。さらりとした肌触りもよく、お部屋にナチュラルなあたたかみをプラスしてくれますよ。また、やさしく光を通す素材なことも、お部屋の雰囲気をやわらげてくれるポイントです。

    丈夫で長持ち

    リネンは丈夫な天然素材です。そのため、長く使ってもヨレヨレ・シワシワといった経年変化ではなく、上記のように風合いが増すように変化していきます。ほこりが付きにくく、汚れにくいのも特徴です。カーテンはなかなかお洗濯ができませんが、リネンカーテンなら気づいたときにほこりをはらってあげると◎。日ごろのお手入れも楽ちんです。また、リネンは虫がつきにくく、繊維に含まれる成分によって抗菌作用も期待できるなど、清潔さをキープして使うことができるさまざまな利点があるのです。

    日本の気候に適している

    リネン素材は湿気に強く、吸水・速乾性も優れています。そのため、湿気が多く窓際がジメジメしたり、寒い季節には結露しやすい日本の家屋に適しているのです。通気性もよくカビが生えにくいので、安心して長く使うことができますよ。「通気性が良いと、冬場は寒くならないの?」と心配になる人もいるかもしれませんが、ご安心を。リネンはほどよい保温性も備えているので、暑い季節には適度に熱を逃がし、寒い季節にはあたたかさを保ってくれますよ。もっと保温性を高めたい場合には、カーテンの長さを床につくくらいの長めの丈にすると◎。

    リネンカーテンのデメリット(後悔するかもしれない点)

    ここまではリネンカーテンのメリットを紹介してきましたが、一方でリネンカーテンだからこそ後悔するかもしれない点もいくつかありますので紹介します。

    • 透けるので遮光性に欠ける
    • 価格が高くなる場合がある
    • しわや縮みが出やすい

    こちらも順に詳しく見ていきましょう。

    透けるので遮光性に欠ける

    1つ目は「透けるので遮光性に欠ける」という点です。

    リネンカーテンには透過性があるため、ある程度の透け感がどうしても出てきます。

    外から室内が丸見えになるというほどの透け感ではありませんが、夜に電気をつけた場合に部屋の人影がぼんやり映る程度は見える可能性があります。

    逆に外からの光が家の中にしっかり入ってくるため、カーテンをしている時に日差しを入れたくないという希望がある場合には、リネンカーテンは不向きと言えるでしょう。

    価格が高くなる場合がある

    2つ目は「価格が高くなる場合がある」という点です。

    リネンカーテンは天然素材を使って作られるカーテンです。リネンは栽培する土地の力を奪ってしまい連作することができません。そのため土地の力を回復させる必要があるため、一度収穫をすると、その後6〜7年間は収穫ができなくなります。

    また、天然素材を加工するという点からも製造工程も多く手がかかるため、どうしても価格が高めになる傾向になります。

    リネンカーテンの魅力をさらに活かすようにオーダーメイドをするケースも多く見られます。その場合、素材の料金以外にオーダー料金が尽かされるため、購入時の金額も大きなものになってきます。

    しわや縮みが出やすい

    3つ目は「しわや縮みが出やすい」という点です。

    天然素材は濡れた状態から乾燥させる際に、シワがつきやすいです。洗濯後にはすぐに吊るして乾かすことでシワがつくことを抑えることができます。

    また、リネンだけではありませんが、天然素材は洗濯することで収縮してしまいます。

    そのため、一度も洗っていないリネンカーテンの場合は縮んでしまうことを想定して少し長めのカーテンを買うなどの準備をしておく必要があります。

    おすすめのリネンカーテン2選

    DRIUMの姉妹ブランド「KURASIKU(クラシク)」では、自然素材100%のカーテンを扱っています。今回は、その中のおすすめから一部をご紹介。自然と調和した心地よい布に触れ、お部屋で過ごす時間をともに楽しんでくださいね。

    →KURASIKU(クラシク)サイト

    ガーゼのような表情が魅力 madomo エブリ(ベージュ)

    粗い生地目のリネンを使用しており、ガーゼのようなやわらかい透け感が魅力のリネン100%カーテンです。窓辺にかけると素朴な表情を見せてくれ、繊細で軽やかな印象に。淡いピンクベージュが、ナチュラルな装いのお部屋に溶け込んでくれますよ。違うカラーのリネンと重ねがけしても素敵です。

    爽やかな印象のお部屋に madomo モーニ(ネイビー)

    優しい色味のネイビーのランダムストライプがお部屋を爽やかに彩ってくれます。コットンリネン混合素材のカーテンです。比較的薄めの生地で、お部屋に光がたくさん入ります。リネン特有のシャリ感も涼しげです。

    リネンカーテンのお手入れ方法

    リネンは水に強い性質を持ちますが縮みやすい生地でもあるため、家庭でのお洗濯はできるだけ少なくするのが理想です。ただしリネンには汚れがつきにくいので、日ごろからちょっとしたお手入れをしておけば清潔に保つことができます。

    日ごろのお手入れ方法

    リネンはほこりが付きにくい素材のため、こまめにはらったり(衣類用のブラシなどを使うとほこりが舞いにくく安心)、やさしく掃除機をあててあげることで簡単にほこりを落とすことができます。気づいたときにササッとはらっておけば、きれいな状態を保つことができますよ。

    自宅でお洗濯をする場合

    どうしてもお洗濯が必要な場合は、変色を防ぐために蛍光増白剤の入っていない洗剤を使ってやさしく手洗いし、形を整えて干すようにしましょう。

    シワが気になるときは?

    ラフなシワ感もリネン素材の自然な魅力のひとつですが、シワの程度や場所によっては気になることもありますよね。そんなときは、気になる場所に霧吹きでシュッと水を吹きかけると◎。乾く過程で、カーテン自体の重みで自然とシワを気にならなくしてくれます。

    自然素材のカーテンを選べば、お部屋がぐんとナチュラルでやさしい印象になります。
    やわらかく素朴。そして丈夫で長く使えるリネンカーテンで、リラックスできる空間をつくりあげてみてくださいね。

    リネン素材のメリット・デメリットを把握して失敗しないカーテン選びを

    本記事ではリネンカーテンとは?という基本的な情報から、リネンカーテンのメリットとデメリットについてご紹介してきました。

    天然素材を使ったリネンカーテンは、見た目や手触りなどがとても魅力的なカーテンです。

    メリット・デメリットを正しく理解した上で、自分にあったリネンカーテンを選び、おしゃれな部屋を作ってみてはいかがでしょうか。